懲戒処分:県教委、2教諭処分 わいせつ行為・生徒と交際 /千葉
2010年5月20日11時49分配信 毎日新聞
県教委は19日、18歳未満の少年にわいせつな行為をしたとして、成田市立西中学校の理科主任、森下栄治教諭(37)を地方公務員法違反(信用失墜行為)で懲戒免職とするなど2件の懲戒処分を発表した。処分はともに同日付。
教職員課などによると、森下教諭は09年7月30日と8月20日の2回、インターネットで知り合った浦安市富士見の男に少年2人を紹介され、男のアパートで2人が18歳未満と知りながらわいせつ行為をしたという。森下教諭は「男に1万円を払いやった。抑制力がなかった。教育者として申し訳ない」と話しているという。
また、県中央部の県立高校の40代女性教諭を、同法違反で6カ月間・減給10分の1の処分とした。
女性教諭は09年2月中旬〜5月上旬、勤務する高校の1年男子生徒に計657通のメールを送り、自家用車に乗せたり食事に行き、深夜保護者の許可なく生徒と会い、求められキスをした。生徒は今年1月進路変更を理由に退学。女性教諭は「生徒にコントロールされ、要求を断ると何をされるかわからずやった。自分は強制わいせつの被害者」と話しているという。【斎藤有香】
5月20日朝刊